若者と大人にエンジンをかける

若新雄純×堀潤=中二病のすすめ

“中二病のすすめ”の目的

「中二病」をポジティブに捉え、変化が激しい社会環境の中で、「ぼく」や「わたし」を堂々と表現し、自分なりの価値観を構築していくことの大切さや面白さを伝えたいと思っています。

中二病とは?

「中二病」というのは思春期の若者をさす俗語ですが、思春期になり、14歳くらいになると自分独特の考えや価値観、世界観をもつようになり、音楽やファッションにも強い興味をもったり、人間関係などにも敏感になり、「僕は◯◯な人間じゃないのか?」などといった強い自意識を持つと言われてます。
そこで、多くの若者は、そのような自意識を表現すると、学校生活や友人との関係で トラブルやストレスが発生してしまうので、自分の中で押さえ込んでしまい、社会性をおびたスマートな大人になろうとします。
ところが、一部の若者は、それを押さえ込むことを拒み、自分の独特な価値観や世界観を表現したり、発信したりし続けるのですが、こういった若者は学校や社会では少数派になりがちで、まわりから、いつまでも思春期のまま、というような意味も込めて、「中二病」と呼ばれるようになりました。

講師からのコメント


会津エンジンにご縁をいただいてから約10年、毎年会津若松に寄せていただいています。不思議なことに、会津というまちは「東北」や「福島」ではくくることができません。究極の独立系なんです。そして、まちが「ひと」でできているということの本質と、「おもてなし」の重みを教わりました。東京からのアクセスがどんなに悪くても(笑)、毎年一回は必ず行きたい、僕の心のふるさとです。

若新 雄純


会津エンジンのみなさんとご縁をいただいてからしばらくして、ある日突如思い立ち、会津若松に「おきあがりこぼし」を買うべく車を走らせました。熊本地震で被災した取材先の方々に手渡すためです。会津のみなさんのお人柄とエネルギーには、まるで僕がそこに特別なルーツを持っていたかのような強くてあたたかい、とても不思議な力を感じています。

堀 潤